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包括的な考え方

医薬品のネット通販の経緯

日本での一般用医薬品のネット販売権は日本の新興企業が裁判をして可能になりました。
一般用医薬品を第3類医薬品までに分類し、国の省令での第1類医薬品と第3類医薬品につき店舗で対面で販売させなければならないとネット通販を原則は禁止する施策に対し、日本の新興企業が裁判原告となって国に提訴し勝利した経緯があります。
省令の規定は違法で無効という判決から、ようやく薬のネット通販が合法で実施。
それ以降、処方箋がなくても購入できる一般用医薬品に変更されて原則3年以内の医薬品を要指導医薬品として分類しました。
医薬品の副作用のリスクなどを理由に、義務として薬剤師の対面販売やネット販売を禁止の判決がなされたことがあっても、医薬品の大半のネット販売が解禁された功績は大きいものといえます。

漁夫の利

弱肉強食か、黒船の比喩もはまる近年の過当競争の激化で、国を守る意識がやや薄く新しいものに傾倒し易い日本人的感覚も静観するばかり。
海外の諸外国では、かなり前から認められていた一般大衆薬のネット通販を日本では禁じていたこともあり、医薬品の利用者における利便性やビジネス競争から逸脱していた感は大いにあります。
先行した日本の新興企業の努力に代わって、米国大手通販サイトが市場を牽引することになっているのは、どういうことかということです。
リアル店舗を守り続けたドラッグストアも一新されています。
古来からの薬の問屋を介した販売ルートのあり方も、消費者の立場からは不毛なものでしかありません。
製薬会社が直接的にネットを介して消費者に医薬品を販売したり、小売店に卸す合理性を追求することは難しいことかもしれません。


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